株式会社 中央電気商会


漏電調査及び対策(漏電災害防止)


弊社作成漏電災害防止啓蒙パンフレット 某組合様向け

    ご要望があれば、資料をお持ちします ご連絡ください
    TEL0944-53-4450    chuoudenkishoukai@outlook.jp

漏電調査、安全改修は次ページをご覧ください
    全て、自社施工です



漏電調査 現場での測定

・漏電ブレーカ(ELB)特性試験
ELBが正常であり、万一、漏電時が発生した時も自動的に開放され
安全が保たれることを確認します。
低圧受電では、感度電流15mA〜30mA、動作時間30msec〜40msec
です。
安全に動作するかを自動特性試験機で、正確に調査します。
・漏電電流測定
運用状態での漏電電流をmAまで測定可能のリーククランプメータで
測定します。分岐回路ごとに1mA以下が基準です。
10mA以上あればELB動作、不意の停電の恐れが大きくなります。
各種の大きさのクランプメータにより各部の測定を行い、漏電部の
推定を行います。
・絶縁測定
停電して、漏電の原因となる配線等の絶縁劣化を、絶縁抵抗計(メ
ガ)を使用して測定します。
100V部は0.1MΩ以上、200V部は0.2MΩ以上あることが基準です。
接続されている電気設備に異常を生じないように、測定電圧選定、
測定方法に十分の注意を行います。

・検電器による筐体接地状態調査
設備の金属製筐体の電位を、感度を高めた検電器で調査します。
冷蔵庫、洗濯機、空調機等が対象です。
接地(アース)不良の場合は検電器が動作します。
触れてもビリッとしないよう、接地工事の御推奨を行います。


・目視点検
見慣れると気付きにくい、漏電原因となる劣化が配線などに生じていることがあります。
プロの目で各部点検を行い、危険個所改修の御推奨を行います。
ケーブル劣化
コンセント雨濡
コンセント劣化

危険個所は、状況により、応急修理をお願いする場合があります。


ご報告

点検結果報告書を作成し、ご報告します。
電灯分電盤の例を示します。

改善推奨は、全ての試験・調査項目を、弊社のノウハウにより総合的に判断して行います。


改修工事
ご推奨した改善推奨事項の工事お見積を提出します。
ご了解をいただいた後、工事を実施します。
(緊急を要する場合は、調査日に実施をお願いすることがあります)

施工例

受電ELB不安定及び内部劣化のため分電盤等更新例

工事中
分電盤及び配線更新後
電気設備を良好に維持することで、漏電の危険を予防することができます

*調査に使用する主な測定器のご紹介*

漏電調査は熟練した作業員が各種の測定器を使用して行います


ELB特性試験機
    感度電流及び動作時間を測定します

大型リーククランプ
    幹線の漏電電流を測定します

絶縁抵抗測定器(マルチ電圧)
    最適な電圧で測定します

デジタルテスタ―(電流検出付)
    分岐回路の負荷電流を測定します

小型リーククランプ
    分岐回路の漏電電流を測定します
他にも状況により、データロガ等の各種機器を使用します